2024年の記録
4月から仕事が変わったのと、商業ライターを辞めたので、ほとんど表に出る仕事はありませんでしたが、念願の文芸誌に載れたのはうれしかったです。またイベント出店でお世話になった方、本を買ってくださった方にもお礼申し上げます。商業誌夜学舎出店寄稿おまけ 商業誌・『ユリイカ』幸田文特集に寄稿 夜学舎・『B面の歌を聞け』4号...
View Article2024年に見ておもしろかった映画
DVD、映画館、上映会、配信などで見ておもしろかった映画についてまとめたいと思います。(順不同)1.エイリアン ロムルス2.水俣曼荼羅3.おとうと4.ブラックバード、ブラックベリー、私は私。5.本日公休6.パストライブス7.Winny8. オキナワより愛を込めて9.〈主婦〉の学校10.緑の牢獄 1.エイリアン...
View Articleやってみたいことリストをやってみた記録(19.台湾に行く)
2024年3月に前の仕事を辞めてから、4月に会社員になるまでの間に休みがあったので、旅行に行くことにした。行先は久々の海外。前からやってみたいことリストにも書いており、行ってみたかった台湾。夫も誘ったが全く興味がないと言われ、一人旅に出た。おいしかったもの朝ごはん鹹豆漿(シェントウジャン)夜市飯糰(ファントァン)イカスープ劉芋仔蛋黃芋餅朝市素食おやつ台北牛乳大王豆花その他小籠包胡椒餅観光地故宮博物院...
View Article刺繍と祈り
2024年の博物館の展示で楽しみにしていたのが、京都国立博物館の法然と極楽浄土だ。最終日にやっと行くことができた。チラシでは奈良になる當麻寺の綴織曼陀羅(つづれおりまんだら)や、香川の法然寺にある仏涅槃群像(ぶつねはんぐんぞう)などがイチ押しとして宣伝されており、楽しみにしていた。ちなみに當麻寺は奈良の二上山のふもとにある寺で、奈良時代に中将姫という貴族の娘が、一夜で蓮の糸で曼荼羅を織って極楽往生し...
View Article文章が上手いという呪いの解き方
ネット友だちの森さんの日記の「文章が上手いという呪い」っていう文が面白かった。もし本当に売れたい、たくさんの人に読まれたいというなら、①目利きの人の目に引っかかるようにする、もしくは②目利きでないバカにも届くようにする。どちらかしかない。それ相応の、文章とは別のところでの努力がいるんです。 でもそんなことなんでしたいんですか?...
View Article執着しない
『恋とか夢とかてんてんてん』を読んで、最初は痛すぎて直視できなかったんだけど、読んでしばらく経ってみて、執着ってしない方がいいんだなって思った。まんがだと、主人公のカイちゃんって不器用で一生懸命に見えるけど、実際にいたらちょっと怖いなって思っちゃった。自分もカイちゃんぽい部分があるなって気づいて、ちょっと引いちゃった。私は恋愛じゃなくて、本の活動でだけど。執着するとロクなことがない。ある人が気になっ...
View Article丸いアイコンの時代の終わり
TwitterがXになったあたりからそろそろSNSから離脱する人がいたけど、トランプが大統領になって、メタがファクトチェックをやめて、本格的に離脱する人が増えそう。日本だと、東日本大震災がSNSユーザー増加のきっかけだった。あのSNSが隆盛の時代を象徴するのが、「丸いアイコン」ではないだろうか。丸いアイコンがタイムラインに並ぶと、有名人も一般人もお構いなく一見平等に見えた。もちろんそこにフォロワー数...
View Article自称「仕事のできる人」がダサい理由
20代の頃、年下に向かって過去にやった仕事を自慢する30代後半とか、40代の人の話を聞くと、「この人って、なんで昔の話ばっかりするんだろう、それしかする話ないのかな」って思ってた。自分は年取っても、こういうダサいことはしないぞって思ってたんだけど、なんか最近、自分がそういうことしてない?って感じることが増えてきて、結構ショック。自分が年取って、そういうことしてるなって気づいたときに、当時「だっさ」と...
View Article文章を目的にするか手段にするか
今までは自分の作った本を読んでほしかった。自分の文章を読んでもらうことが、文章を書く目的だった。でもそれだと厳しいなって最近思ってきた。文章を読んでもらう目的って、結局褒められたいだから。自分の場合、褒められたいとか評価されたいが目的になってやってることって、今まであまりうまくいった試しがない。ライターとか編集の仕事をしていたときは、まずお金をもらうがあった。褒められたいも多少あったけど、それは最優...
View Article改めて自己紹介
最近読者になってくださった方が増えてきたので自己紹介です。夜学舎という名義で本を作ってます。夜学(働きながら夜学校に通うこと)のような場になれる本を作りたいと思って、この名前をつけました。日々の生活のなかで短い時間でも読めて、面白くて、なんらかの気づきがある本づくりを目指しています。家事や海外生活、書くこと、生き方がテーマで、生活の中での気づきを文章にしています。本は文学フリマやzineのイベントに...
View Article