去年の5月ごろから、その週に使い切ったものの記録をつけている。
これが意外といい感じに気持ちを保つのに効果があるので、オススメしたい。
やり方は簡単で、その週に使い切ったものと、次の週に使いきりたいものを書きだすだけだ。
ついでに、その週に買ったものや、食品ロスになってしまったものも書きだしておく。
このときに定期的に買っている食品や、歯ブラシやせっけんなど、使いきるのが前提の消耗品は除外する。
ただし、消耗品でも、使う期間が長かったり、途中で使いきれなくなるような化粧品や文房具のようなものは書いておく。
書き出す効果はいろいろある。
いちばん大きいのは、節約だ。
書き出すことで、使っているうちは新しいものを買わないようにできる。
世の中はミニマリストだ、断捨離だと、家にあるものを厳選して、物を減らすことがはやりだ。
たしかに、使ってない物が家にたくさんあると、心が沈む。
しかし、使ってないけどまだ使える物や、使いかけの物を捨てるのは難しい。
使える途中で捨てることになると、まだ使えるのにもったいないとか、お金を無駄にしたという罪悪感で物を捨てにくい。
しかし、使っていればいつかはなくなるし、使用期限が来て捨てなければならなくなったり、壊れたり傷んだりして使えなくなる。
使い切れば物の価値はゼロになる。
使う価値のないものは、心おきなく捨てられる。
使い切れば、お金を無駄にしたと後悔したり、自分の金遣いの下手さを嘆いたりする必要もない。
だから、物が多い人は捨てる前に使うところから始めてみてはどうだろうか。