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趣味としての語学学習

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英語というと今は受験や仕事のために必須でやっている人がほとんどだと思う。
それとは視点を変えて、今回は趣味としての語学学習について考えたい。

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わたしは語学学習は一生の趣味として最適だと思う。
語学が趣味にいいという理由はいくつかある。

  • 年をとっても続けられる
  • 成長の過程をはかる指標がある
  • 人生の役に立つ
  • お金をかけてもかけなくてもできる
  • やれば確実に伸びる

ほかにもあるだろうけど、ぱっと思いつくのはこの辺だ。

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・年をとっても続けられる
発音や聞き取り、単語の暗記等は若い頃の方が有利だと思うから、
始めるのは若い方がいい。
しかし、スポーツと違って体力が関係ないので、いつまでも続けられる。
しかも、年を取ることが有利になる。
似たような事例があったとか、同じような記事を読んだとか、
日本語で生活することで得た知識や経験が、
外国語の文章を読んだり、外国語でコミュニケーションするときに生きることがある。さらに、外国語学習はいくらやっても完璧ということはないから、
いつまででも続けられる。



・成長の過程をはかる指標がある
コミュニケーションできるようになるというのがいちばんわかりやすい指標だ。
しかし、日本にいたりマイナーな言語だとわかりにくかったりする。
ところが、語学にはいろんな検定試験があるので成長の度合いをはかるのに、
非常に便利だ。
コミュニケーションが取れるならテストなど不要という意見もあるけど、趣味として考えたときには、どのレベルにいるのか測れる指標があるのはありがたい。
わたしは上達しないとすぐ飽きるタイプなので、たまにTOEICを受けている。


・人生の役に立つ
これは言うまでもないことだろう。

わたしの場合は、受験勉強で英語に苦手意識があった。
二次試験で英語がいる国立大を受けたが、そのときの受験勉強が嫌すぎて、
大学に入ってからも英語はできない、やりたくないという苦手意識が強かった。
しかし、たまたま友だちが英会話学校に行くというので一緒に通うようになった。
やりだすと楽しくなり、意外に伸びてホームステイに行ったりした。
また、TOEICを受けるのに抵抗がなくなったこともよかった。
大学を出てからしばらく飽きたり忙しくてやらなかったけど、
たまたま結婚して海外に住むことになった。
全然基礎ができていないよりもずいぶん生活は楽だと思うから勉強しておいてよかったと思った。
こちらで知り合った人の中には、たまたま大学時代に受けたTOEICの点数が良くて、こちらの支社に転勤になったという人もいた。

こういうのは、ほかの趣味でも起こるだろう。
しかし、特に語学は人生でメリットになることが多い趣味だと思う。


・お金をかけてもかけなくてもできる
語学はお金があってもなくてもできるのがいいところだ。
お金がなくてもできる趣味は長く続けられるからいい。

大学のときの知り合いで、観光地に来る外国人相手に練習してしゃべれるようになったという人、クラブなどに出入りする外国人と友だちになって練習したという人がいた。
わたしは当時は社交的じゃなかったし夜遊びが嫌いだったので、英会話に行ったりうちで一人で勉強する方が性にあっていた。

お金があれば留学したり語学学校に行ったり、個人レッスンを受けたり、機会に恵まれるし、なかったらNHKの語学番組や外国人がよく来るカフェやバーでしゃべったり工夫のしようがある。
各人の収入や性格に合わせてあったやり方で続けられるのがいいところだ。


・やれば確実に伸びる
わたしは最初にTOEICを受けたのが学生のときで、300台後半か400台前半だった。
それを10年以上かかって300点近く上げた。
TOEIC学習ブログなどでは短期でそれくらいの点数を上げる人はざらにいるので、自慢ではない。
何が言いたいかというと、ゆっくりでもやれば伸びるということだ。

語学はすごいスピードで伸びる時期と、成長が止まる時期があるそうだ。
ちょうど伸びる時期にあたると勉強が楽しい。
TOEICの点数が150点くらい上がったことがあった。
そのあと成長が止まる時期に来たり忙しくなって、長い間勉強しなかった。
でも、また勉強し始めるとちょっとずつだけど伸びていた。
やればゆっくりでも確実に伸びるということを実感した。
また、スポーツや音楽と違って、才能やうまい下手ということを考えたり比較しなくていいぶん、楽に取り組める。

わたしは今英語をやっているけど、伸びる伸びないは語学との相性もあると思うから、語学は英語にこだわる必要はないと思う。
仕事の知り合いで英語はダメだけどスペイン語ならオッケーって言っている人、
日本語と韓国語は似ているからと社会人になってからマスターしている人もいた。

英語でもしゃべっていて聞き取りやすい相手/にくい相手とか、話が合う相手/合わない相手がいる。
それと同じように語学にも相性があると思うので、好きな国、興味ある言葉をやったらいいと思う。

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上記に加えて、一人でも複数でもできるところがいい。
文法や単語の暗記や聞き取りや発音の練習は一人でできる。
その上、教えたり教えられることで上達するから人ともつながれる。
だから社交的な人もそうでない人も続けやすい。

そういうわけで、わたしは老後の趣味として、
お金をかけなくても継続できて、人とつながれる手段にもなる
語学はよさげだと思っている。
もしできるなら違う言語にも挑戦したい。




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