またもや1月のTOEICが仕事とかぶりそう・・・。
全然話は変わるけど、日曜日に北方先住民のサーミという
民族のヨイクという音楽を聞きにいった。
ヨイクはアナ雪のテーマとか、『サーミの血』って映画にも出てくるらしい。
ヨイクの概念が最初はよくわからなくて、
動詞みたいにヨイクするとも言っていて、どういうこと?って感じだった。
音楽といっても伝統的なヨイクは楽器を使わないで、
声を口の中とか腹筋で響かせたり止めたりして、
メロディーにして歌うものだそうだ。
また、歌詞はなくて、その節まわしだけで風景や、人について描写するようだ。
気持ちを歌にするのじゃなくて、
即興でものごとを描写っていうのが今まで聞いたことがない概念ですごい面白かった。
ある人についてのヨイクを作るとすると、
性格だったり、いいところだったり、ときにはけなすことも。
自分で作ったある人についてのヨイクをその人に贈ったりする。
いろんな人からヨイクを贈られると、その人は人気者ということらしい。
とにかく、声だけでこんな複雑な音楽が作れるんだとか、
ノルウェーのことが目に浮かぶようで、とても感動した。
最後の曲では人の背丈くらいある長い笛も出てきて、
それをくるくる回転しながら吹き鳴らしてくれて、泣きそうになるくらい感動した。
教会でやったからとても音が響いてきれいだった。
コンサートの進行が全部英語だったんだけど、
こういうときちょっと聞き取れるとうれしい。
コンサートのあとCDを買ったらサインもしてくれた。
サイン頼むときも英語でお願いした。
やっぱりこういうとき直接しゃべれると、
コミュニケーションできたなって感じがあってうれしい。
ちょっとしたことだけど、モチベーションアップになってよかったな。
ネイティブじゃないということもあって、わかりやすい英語だった。
カナダで1か月くらい行った語学学校の先生も北欧の人だった。
北欧の人の英語はわかりやすい気がするんだけど、
2人だけしか聞いたことないからどうなんだろう。
サーミの文化に興味のある人は、淡路島で写真展があります。