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ジョブズ

今日は英語の話を書きます。

バンクーバーに来てほぼ一か月くらい経った。
まずはとりあえず英語やと思って、来てすぐ近所のコミュニティセンターで
ESL第二言語としての英語)のクラスに入るテストがあったので、
受けてみたら、不合格になった。
今は紹介されたもう少し簡単なクラスに通っている。
それと、会話中心のご近所同士仲良くなるような
アクティビティにいくつか参加している。

バンクーバーは最近アジア系(特に韓国と中国)の移民が増えているそうだ。
住んでいるエリアは永住する人より、1〜2年滞在して帰っていく人が多い。
クラスの6割くらいはアジア系の人なので、
多少つたなくてもお互い割と気安くコミュニケーションできていいんだけど、
うちでは家族しかしゃべる相手がいなくて、しかも日本語なので、
意識的に勉強しないと身に付かないと思ってる。
それで勉強してるんだけど、今まで学校でやってきた英語は
試験のための英語って感じで全然身に付いてないので、
勉強法から変えることにした。

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英語圏の大学に行く人に勧められた勉強法は、
ひたすらdictation、音読、shadowingをやって、
まずはlisteningを身につけるということだった。
dictationは英文を見ずに耳だけで聞いて書き取ることで、
shadowingは英文を見ずに耳で聞いた英文を発音するという学習法らしい。
結構面倒だけど、確かにリズムとか、発音とか、
どの音が消失するか聞き分けることなんかは
これをやった方が身に付く感じがする。
題材はTEDとかTOEIC用の教材とか、NHKの語学番組とか。
あと、スタンフォード大の卒業式での
スティーブ・ジョブズのスピーチを勧められた。
スピーチなので、わりとゆっくり目で聞き取りやすい。
長さも15分くらいなので、待ち時間に聞くのにちょうどよい。

何より、内容が良かった。
だいたい、英語学習教材の会話って「Hi, Jon」から始まって、
自己紹介とか、買い物とかで飽きることが多いんだけど、
例えばジョブズ
「点と点がいずれ結びつくと信じて、
今やっていることを信じることが人生での大きな違いを作り出す」

とか
「すばらしい仕事だと信じ愛することが、
人生で気持ちが満たされるための方法で、
それを探し続け立ち止まらないように」

とか
「人生には限りがあるから、他人の声に惑わされずに、
自分の直感と心に従え」

とか、人生の指針になるようなことを言っている。

(この辺は適当に要約しているので、ちゃんと知りたい人は、
英文が見られるサイトで自分で英文を訳すか、
日本語訳のついてるサイトでも見てください。)

まあ、卒業式の祝辞なんで当然ちゃ当然なんかも。

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ただでさえ英語学習って根気がいるのに、
ジョンとメアリーの会話で飽きる上、
こんな地味な聞き取りとか書き取りがほんまに効果あるんかしら
と、今までは続かなかったんだけど、
ジョブズのスピーチを聞きながらだと、
今やっていることを信じてやり続けることで
将来につながるみたいな気分になり、続けられそうな気がする。

あと、すごいバカみたいなんだけど、
映像に合わせてshadowingすると、ジョブズになった気分が味わえて楽しい。

自伝も気になるので読んでみたい。

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今週のカナダ画像
4/20はマリファナデー。
バンクーバーのど真ん中で大麻の屋台

逆に反対する人


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